「目黒区で保育士として働きたい」という方に向けて求人情報をまとめています。
保活当事者として、「目黒区で保育士として働くことに興味を持つ方が一人でも増えてくれれば…」と切に願っています。
目次
目黒区の保育士求人情報(転職・バイト・パート・臨時職員含む)
区立保育園の求人情報
目黒区の職員(公務員)として保育園で働くためには、
- 東京23区(特別区)統一で特別区人事委員会が行う採用試験
- 欠員の状況に応じて目黒区が独自に行う採用試験
いずれかの方法で選考を受ける必要があります。
平成31年度の職員募集はすでに終了しています。
特別区(東京23区)の採用試験情報ホームページ
職種 | 特例パート | 夏季パート | 欠員代替 |
勤務時間 | 7:15~10:45 / 15:30~19:20のうち2時間 | 開園時間のうち4時間 | 9:00~16:00 (月20日以内) |
日給 | 2,420円 | 4,840円 | 7,080円(有資格者) 6,480円(無資格者) |
上記は目黒区立保育園での保育補助の求人です。
あらかじめ臨時職員として登録して、欠員が生じた場合に保育園に紹介され面接の上雇用契約を結ぶこととなります。
求人の詳細は目黒区HPをご覧ください。
区立保育園臨時職員(登録制)を募集します
私立保育園(認可・認証・認可外)
平成32年4月の待機児童ゼロを目指し、新設園の設置や定員枠の拡大を進めている目黒区では、多くの施設で優秀な保育士人材の確保が急務となっています。
ここでは以下の情報をとりまとめて掲載しています。
- 平成31年度開園予定の認可保育園
- 認証・認可外保育所の求人情報
就職・転職をお考えの方は、運営会社の採用情報・ハローワークの求人情報・保育士専門の転職サービスなどからお問い合わせください。
≫保育士求人(東京都目黒区)|ハローワーク
≫保育士専門転職支援サービス【保育士バンク】
退職が決まっていなくても利用できます(登録~利用まですべて無料です)
開園予定の認可保育園
平成31年4月に目黒区内で開園する見込みの保育園は下記URLよりご確認いただけます。
≫保育園の新規開設に関するお知らせ|目黒区保育課
認可保育園
各園情報に運営会社が掲載されています。
≫目黒区の保育園一覧|目黒区保育課
認証・認可外保育園の求人情報
HPに求人情報が掲載されている園をまとめました。
ファミサポ・ベビーシッターの求人情報
保育士資格必須のお仕事ではありませんが、こちらの求人についてもあわせてご紹介させてください。
ファミリーサポート
ファミリーサポート(通称ファミサポ)は有償ボランティアです。
あくまでボランティアであるため、謝礼(1時間800円~)というかたちで利用会員と提供会員間で精算を行います。
≫ファミリー・サポート・センター|目黒区社会福祉協議会
ベビーシッター
ベアーズ・ポピンズは業界大手のベビーシッターサービス、キッズラインはベビーシッターと利用者のマッチングサービスです。
≫アルバイト・パート求人サイト|ベアーズ
≫ポピンズ採用サイト
≫キッズライン採用サイト
待機児童問題を解消するためには、現在離職している保育士のみなさんの力が必要です
保活激戦区、東京の待機児童問題
平成29年4月1日時点で、都内の待機児童数は8,586人。
近年、新聞やテレビ等でも大きく取り上げられるようになった待機児童問題ですが、事態は改善しているとは言えません。
待機児童数は年々増加しています。
クラス | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
0歳児 | 46人 | 79人 | 42人 | 243人 | 193人 |
1歳児 | 104人 | 118人 | 174人 | 241人 | 88人 |
2歳児 | 57人 | 58人 | 49人 | 86人 | 38人 |
3歳児 | 29人 | 19人 | 34人 | 35人 | 11人 |
4歳児 | 6人 | 20人 | 0人 | 10人 | 0人 |
5歳児 | 5人 | 0人 | 0人 | 2人 | 0人 |
合計 | 247人 | 294人 | 299人 | 617人 | 330人 |
上の表は目黒区の待機児童数の推移です。
ここ目黒区でも、待機児童問題は未だ深刻です。
約76万人の潜在保育士が待機児童問題を解決するカギ
待機児童問題の原因は
- 共働き世帯の増加
- 保育所(保育所開設用地)の不足
などが挙げられますが、深刻な保育士不足が続いていることも多分に影響していると考えられます。
厚生労働省の調査によると、労働環境や待遇を理由に『資格を所有しているものの保育士としては働いていない潜在保育士』が約76万人いることが判明しています。
出典:保育士等に関する関係資料(厚生労働省調べ)
東京都が行う保育士不足対策
現在東京都では、
- 保育士の待遇改善
- 潜在保育士の復帰・再就職支援
に取り組んでいます。
保育士の待遇改善
東京都は2017年度、保育士の待遇改善のため、保育士1人あたり月額平均4万4千円の給与補助をする方針を決めた。現在より2万1千円を上乗せし、ほぼ倍増する。
この処遇改善により、保育士の給与が幼稚園教諭の給与と同程度の水準になりました。
潜在保育士の復帰・再就職支援
保育士人材確保のため、東京都福祉人材センターが資金貸付事業を行っています。
事業名 | 保育所復帰支援事業 | 再就職支援事業 | 預かり支援資金 |
---|---|---|---|
概要 | 保育士の子供を保育所等へ入所させた場合に、その保育料の一部について貸し付けを行うもの | 潜在保育士の再就職支援を図るため、再就職に当たり必要な費用を貸し付けるもの | ファミリーサポートセンター事業・ベビーシッター派遣事業等を利用する際の利用料の一部について貸付を行うもの |
貸付額 | 保育料の半額(月額27,000円以内) | 20 or 40万円以内(条件により) | 利用料の半額(年123,000円以内) |
貸付期間 | 保育士が勤務する期間(最長1年) | 一人1回限り | 保育士が勤務する期間(最長2年) |
返還免除 | 2年間保育士として引き続き就労すると、貸付金の返還が免除される | ||
詳細 | 未就学児をもつ潜在保育士に対する保育所復帰支援事業 | 潜在保育士の再就職支援事業 | 未就学児をもつ保育士の子供の預かり支援資金 |
貸付を受けたあと一定期間引き続き就労することで、返還が免除されます。
詳細は上の表のリンクからご覧いただけます。
ベビーシッター利用料補助
また、保育士が産休・育休から復帰しやすくなるよう居宅訪問型保育(ベビーシッター)の利用支援を行っています。
保育士のお子さんが待機児童となり勤務先の施設へ職場復帰できなくなった場合、育休終了後から2歳になる年度終了時まで、ベビーシッターの利用料を1時間1,750円(月160時間/28万円まで)を上限に補助するものです。
※平成30年度から保育士以外にも適用されることが決定しました。
目黒区が行う保育士不足対策
目黒区内の保育園で働く保育士・看護師の利用調整を優先
今春の利用調整から、区内の保育施設に勤務する保育士・看護師が職場復帰しやすくなるよう調整基準が変更されました。
⇒【保活情報】目黒区の保育園(認証含む)で働く保育士・看護師は利用調整で優先されます。
都内では目黒区を含めた18の区※で保護者が保育士の場合の調整指数・優先順位を設けています。
(※中央区・港区・千代田区・文京区・新宿区・墨田区・江東区・荒川区・足立区・葛飾区・中野区・杉並区・目黒区・大田区・世田谷区・豊島区・北区・板橋区)
⇒東京都内23区で保育士の保活に有利な調整指数・優先順位がある区まとめ【平成30年度】